はじめまして、BeBe Lunar(ベベルナール)です。
19歳で迎えたクリスマス・イブの明け方、私は英国グリニッジの街頭を散策していました。
朝霧に曇る通りの前方の視野に浮かび上がった黒いマントルに身を包んだ銀髪の女性は、
私に近づくと、 クリスマスの祝福の言葉と共に、小さく古びた木箱を差し出しました。
その箱の中に入っていたのは、箱と同じくらい年期の入ったタロットカードで、
それが私とタロットカードの出会いでした。
その日から、私はタロット占術師であった、この初老の女性に師事し、
タロットカードを使ったリーディングを学びました。
タロットカードを使うリーディングは、数ある占いの手法の中でも、飛び抜けて素晴らしいものです。
人の心の奥深くには潜在意識の深い湖があります。
そこには、あなたのことを誰よりも知り、理解し、そして、崇高な力を持った、あなたの分身が存在します。
タロットカードでのリーディングは、その分身が住む潜在意識の深い湖へのアクセスを可能にし、
分身の持つ不思議な力を借りて展開したカードが、問題の過去〜現在〜未来をテーブルの上に映し出します。
私は、それらのカードのReader(読み人)です。
それゆえ、ムーン・テンプルでは、占うことを、リーディング(
Reading)と呼んでいます。
海外でリーディング活動を行っていると、ご自身の誕生日が曖昧なクライアント様に多く巡り会います。
しかし、タロットカードは、生年月日も名前も必要としません。
ただ、何かの答えが知りたい貴方とカード、そして、媒体者である私が存在するのみです。
師よりタロットカードを受け取ったあのクリスマス・イブの夜明けから20年、
至高な師の指導と素晴らしい同輩達との研鑽の時間を経て、
私自身、リーディング技術には自信を持っています。
運命がカードを混ぜ、我々が勝負する
タロットカードと出会う以前、私は推命学の師匠の元で四柱推命を習っていました。
「運命がカードを混ぜ、我々が勝負する」は、その師匠が大好きなショーペン・ハウアーの言葉で、
私達が推命を習った道場の壁には、この言葉が書かれた掛け軸が飾られていました。
しかし、運命はカードを混ぜるだけでなく、カードを配る役目も持っているのです。
カードゲームの場で、ディーラーがプレイヤーにカードを配るように、
人は誰も天から付随された幾つかのカードと共に生まれて参ります。
ある人はお金持ちの家に生まれ、ある人は特別な才能を付随され、ある人は美を持ち、
ある人は心配性で、ある人は病弱で、ある人は父も母も知らずに生まれる。
それらは、人が生まれ落ちた時に、運命が配ったカードのようなものです。
あなたが生まれた時に、あなたに配られたカードは、どんな種類のものであったでしょう?
推命学はそれらを推察する学問で、多くの場合、占星術を利用して推察します。
私が使う占星術は、四柱推命を基礎として発展させた、生まれた時間のわからない人にも 対応できる
全世界対応の占星術です。
運命に配られたカードを知り、それが良いカードでも悪いカードでも、
手持ちのカードを最大限有効利用し、自分が望む未来を勝ち取って行く、
それが私が考える推命学のゴールです。
私の占い・リーディング
身体に問題がある時、医師は
MRIを撮影したり、
CTを撮影したり、血液検査をしたりして、
あらゆる角度から状態を検討しますが、 同じように、私のリーディングも、
クライアント様のご相談に応じて、タロットカードでのリーディング、
リーディングチャートを基にした推命など、
最も有効な占術を利用して、 答えや解決策を見つけて参ります。
The Moon Temple(ムーン・テンプル)について
この場所、ムーン・テンプルは、皆さんが道に迷った時、何かの答えが必要な時に、
立ち寄っていただくことができる場所でありたいと願います。
ムーン・テンプルとその思想、及び、私のリーディングは、どのような宗教・宗派・信仰にも
属さないものです。
サイトのご利用やリーディングのご依頼にあたっては、いかなる勧誘・信仰の強要も
行うことはございません。